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創設の目的

「名古屋大学ジェンダー・リサーチ・ライブラリ(GRL)」
創設の目的

 
 
 GRLは、名古屋大学と公益財団法人東海ジェンダー研究所との連携により、ジェンダー問題に関する研究、教育、研究者の育成、ならびに男女平等意識の啓発、普及に向けて、フェミニズム、ジェンダー研究に関わる図書、雑誌、リーフレットやパンフレットなど、多様な文献、史・資料を蒐集・保存するとともに、研究者はじめ学生、市民など多くの方々に利用いただくことで、ジェンダー研究を実践的に発展させていくことを目的に創設されました。

 
大学と研究所、両者が合意した創設の目的は次の3点です。

(1)ジェンダー問題についての〈知〉を長く保存し、ジェンダー研究者等に提供するためのライブラリとアーカイブを構築する。

(2)ジェンダーに関する制度や実践を研究し、21世紀の知のパラダイム・チェンジに貢献する。

(3) 国内外のジェンダー問題に関する研究、普及およびネットワークの拠点を形成する。

 
 当初収蔵の図書、史資料には、東海ジェンダー研究所の蔵書に加えて、研究所顧問である水田珠枝氏より研究所に寄贈された蔵書(「水田珠枝文庫」)、研究所にゆかりのある方々からの寄贈による図書、史資料およびアーカイブのほか、コレクションなどがあり、図書は合わせて20,000冊余りとなります。

 開館以降は、フェミニズム・ジェンダー研究が総合的な研究領域であることをふまえ、人文・社会・自然の諸科学全般におよぶ広汎な研究領域のジェンダー研究文献の蒐集・保存を行っていきます。  

 また、展示スペースによる図書、史・資料の展示、蔵書および新着図書の紹介、2階レクチャールームを会場とするシンポジウム、セミナー、講演会、研究会、読書会などの企画、開催を通じて、学内外の研究者、学生、市民に利用いただき、ジェンダー研究の進展と普及をはかるとともに、国内外との学術的ネットワークを構築することによってジェンダー研究を深化させ、21世紀以降の「知の拠点」となることをめざします。